香典返しのしきたりとマナー

香典返しで喜ばれるものは?食品・日用品などジャンル別に解説

香典返しは、香典をいただいたお相手へ感謝の気持ちを伝えるための品物です。香典返しを贈るという機会はそうあるものではありません。相場の金額やマナーをよく知らないという方もいるのではないでしょうか。ここでは香典返しの一般的な相場や、親族などから高額の香典をいただいた際の対応方法などを解説します。

香典返し掛紙のイメージ

目次

香典返しで喜ばれる定番の品物は?

以下でご紹介する品物は、香典返しとして根強い支持を集めている品物です。「何を贈ればいいのかわからない」と悩んだら、まずは以下の品物を検討されてはいかがでしょうか。

香典袋のイメージ写真

白いタオル

香典返しのタオルには、「悲しみを拭い去る」という意味合いが込められています。くわえて白装束に代表されるように、日本の仏事では白い布を使って故人をお見送りする風習がありました。その名残として、香典返しにも白いタオルが用いられるようになったといわれています。

タオルは弔事だけでなく慶事の贈り物としても人気ですが、香典返しには華美なデザインのものを選ぶ必要はありません。白無地でシンプルかつ、上質なものを選ぶと良いでしょう。

緑茶

緑茶は、昔から仏事と関係の深い飲み物だとされてきました。一説によると、緑茶は仏教の伝来とともに伝わったといわれています。仏壇に緑茶を備えたり、法事で緑茶を用意したりする習慣が根付き、香典返しの品としても定着しています。また、お茶を飲むという行為には「境界を区切る」という意味も込められています。お茶を飲んで故人とお別れし、悲しみや寂しさに区切りをつけるという意味があるのです。比較的日持ちするという点も、香典返しに最適な要素です。

海苔

毎日の食事やお弁当で活躍する海苔。軽くて持ち運びしやすいため、葬儀当日にお渡しする香典返しや会葬御礼にも適しています。高級感を意識した品物を選ぶと良いでしょう。

コーヒー

お茶や海苔などと同じく、日持ちするため長く楽しめるのがコーヒーの魅力です。香典返しのほか、葬儀当日のお礼としてお渡しする会葬御礼の品としても人気があります。種類としては、手軽に楽しめるインスタントコーヒーやドリップコーヒーが定番です。

各種スイーツ

スイーツアソートも人気です。子どものいるファミリー世帯には洋菓子のセット、年配の方には和菓子ギフトなど、相手の好みや年齢層に合ったアイテムを選ぶのがおすすめです。 スイーツは小分け包装されているものも多く、職場や知人グループから連名で香典をいただいた場合の香典返しにも適しています。 いただいた香典の金額を連名の人数で割り、1人あたりの金額を出したうえで、1人ひとりに半返しや3分の1返しをすることもできますが、1人あたりの金額が低くなると、品選びも難しくなってしまいます。 その場合にも、小分けされたスイーツセットの香典返しが重宝します。
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洗剤

洗濯や食器洗い、掃除などで活躍する洗剤。「悲しみをきれいに洗い流す」という意味も込められており、根強い人気を誇ります。衣類用洗剤・食器用洗剤など、複数のアイテムがセットになった品物を贈るのがおすすめです。特に、家族が多かったり、遊び盛りの子どもたちがいたりする世帯には、種類豊富な洗剤がセットになった品が喜ばれるでしょう。

石鹸

石鹸は洗剤と同じく、日用品として重宝するアイテムです。なかでも、各種洗剤と組み合わせたギフトセットが特に人気。デザイン性を重視したり、有名ブランドのアイテムを選んだりしてこだわるのがおすすめです。

カタログギフト

カタログギフトは、お相手に予算内で、好きなギフトを選んでいただけます。「香典返しに何を贈ろうか迷っている」、「参列者の方の年齢層にバラつきがあり、品物選びが難しい」というケースに適しています。カタログギフトはさまざまな価格帯のアイテムがあるのにくわえ、選べるジャンルも食品や日用品、各種体験チケットなど豊富です。幅広い年齢層の方に喜ばれる香典返しとして、定番化しています。

香典返し・法要専門店の「お返しナビ」では、香典返しをはじめとしたさまざまな場面で贈れるカタログギフトをご用意しています。 こちらの「日本の贈り物 露草」は、グルメからキッチングッズ、日用品などのギフトを揃えたカタログギフトです。 高品質な「日本製」にこだわったアイテムで、香典返しだけでなく各種慶事の贈り物にも最適です。

「お返しナビ」では、香典返しとして、カタログギフト以外にも食品や洗剤、寝具、食器などさまざまなジャンルのギフトを取り扱っています。 香典返しに迷った際は、こちらの香典返し専門店「お返しナビ」もあわせてお役立てください。
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定番の品物でも人気とは限らない?香典返しの品物を選ぶ際のポイント

香典返しの品は、前述したようにお茶やスイーツ、洗剤などのアイテムが定番です。これらのアイテムは一定の支持を得ていますが、必ずしも万人に人気だとは限りません。たしかに、食品や日用品などの消耗品は、どの家庭でもよく活用されるものでした。しかし現在は核家族化が進んだり、独身の単身世帯も増えたりして、生活スタイルが多様化しています。定番の品物を贈る際も、お相手のライフスタイルに配慮することが大切です。

家族構成を考慮する

贈る相手の家族構成を考慮して品物を選びましょう。例えば、遊び盛りの子どもたちがいるのであれば、衣類や食器などの洗い物が多くなると予測できます。その場合は、定番の洗剤・石鹸の詰め合わせを香典返しに贈っても喜ばれるでしょう。スイーツをはじめとした食品も重宝されると思われます。

逆に、夫婦のみの世帯や単身世帯であれば、数の多い消耗品ギフトはかえって負担になってしまうことが考えられます。特に食品は賞味期限や消費期限があり、世帯人数が少ないと期限までに消費しきれない、ということも。世帯人数にあわせて、消費が負担にならなさそうなものを選ぶことが大切です。

日持ち・消費期限に注意

食品を選ぶ際は、日持ちや消費期限に注意しましょう。特に、一人暮らしで食品を食べ切るのに時間がかかる方、遠方在住で品物を受け取るまでに時間がかかる方に対しては、日持ちする食品を送るのが得策です。スイーツであれば各種焼き菓子、よく料理をされる方にはお米や調味料などを贈るのが良いでしょう。日持ちしない生菓子を送る場合は、「早めにお召し上がりください」、「冷凍庫で保管してください」と一言添えると親切です。

幅広い年齢層の方に喜ばれるもの

香典返しは1人ひとりに合った品物を贈るのが理想ですが、そうなると大変なのが品物選び。特に、参列された方の年齢層が幅広いと、どれを贈ればいいのか戸惑ってしまうものです。幅広い年齢層の方に喜ばれるものを贈りたいのであれば、各種スイーツをおすすめします。なかでも、和菓子よりも洋菓子が良いでしょう。洋菓子であれば年配の方だけでなく、小さな子どもでも楽しめます。口当たりも柔らかいため、高齢の方でも食べやすいというメリットもあります。また、主食であるお米も好き嫌いが別れにくく、さまざまな方に喜んでもらえるでしょう。

カタログギフトを贈る際の配慮

カタログギフトは、香典返しをはじめ、さまざまな場面で定番の贈り物となっているアイテムです。 とはいえ、昔ながらのマナーを大切にする年配の方には賛否両論なアイテムでもあります。 年配の方へカタログギフトを贈る場合は、家族の年長者に一度確認をとってみると良いでしょう。若年層の方にはカタログギフト、年配の方へは別の品物を選ぶなどの「贈り分け」をすると良いかもしれません。

風呂敷で包んだ香典返しのお品もの

迷ったときにもおすすめの品物

選択肢が多く、何を選べば良いのか迷ってしまう香典返し。人を選びにくく、さまざまな方に喜んでもらいやすい品物の例を以下でご紹介します。

カタログギフト

香典返しの定番の品物としても紹介しましたが、多くの方に喜ばれるのがカタログギフトです。数千円~数万円とカタログギフトによって価格帯が決められているため、「いただいた香典よりも安く(高く)なり過ぎる」ということもありません。価格内であれば、お相手に好きなギフトを自由に選んでもらえるのも大きな魅力です。「相手の好みがわからない」、「家族構成やライフスタイルをよく知らない」という場合は、カタログギフトを選択肢の1つに入れてはいかがでしょうか。

調味料

ファミリー世帯や自炊をよくされる方、料理が好きな方には調味料を贈るのもおすすめ。お味噌、醤油、食用油などの調味料詰め合わせが、特に人気です。最近はドレッシングジュレやオリーブオイルなど、高級感のある調味料ギフトも増えています。

各種ギフトカード

各種ギフトカードも、カタログギフトと同じく昔ながらのマナーを重んじる年配の方へ贈るのには注意が必要です。とはいえ、「お相手に好きな品物を選んでもらえるため品物選びで失敗しない」、「お相手が好きなタイミングで使える」という魅力もあり、若年層を中心に人気を集めています。ギフトカードを選ぶ際は、「使えるお店が近所にない」「欲しい品物がギフトカードの対象外だった」ということにならないよう、対象店舗や商品に注意しましょう。

お米

お米は好き嫌いが別れにくく、ファミリー世帯から1人暮らしの方まで幅広い方に喜ばれるでしょう。その理由は、消費期限が長く、たくさんの量があっても困らない品物だといえるからです。香典返しなので華やかな包装にする必要はありませんが、高級ブランド米を選んだり、有名店のお米を選んだりなどして質にこだわることをおすすめします。

「お返しナビ」では、日本各地の米どころから選りすぐったお米ギフト「おいしいお米の贈り物 稲穂」をご用意。主食として馴染み深いからこそ、どなたにも喜んでいただける味と質にこだわりました。お米ギフトの詳細は、こちらの「おいしいお米の贈り物 稲穂 」からご覧いただけます。

品物選びの前におさらいしたい、香典返しの基本

そもそも香典返しとは、その名のとおりいただいたお香典に対する返礼の品物のこと。単なるお礼の品という意味だけでなく、葬儀へ参列してくださった方に対して「おかげさまで法事・法要が滞りなく済みました」と報告する意味合いもあります。

香典返しの品物は、食品や日用品などの消耗品(消え物)を選ぶのが一般的です。これには「不祝儀・不幸を後に残さないように」という意味合いが込められています。

香典返しを送る時期

香典返しを贈る時期は、地域の習慣や宗派によって異なります。しかし、一般的には故人の四十九日後である「忌明け」から2週間以内に贈るのがマナーです。この場合は、葬儀当日に参列者へお渡しする会葬御礼とは別に香典返しを用意する必要があります。

その一方で、葬儀当日に香典返しをお渡しするケースも見受けられます。このケースは「当日返し」または「即日返し」と呼ばれています。忌明け後に贈る一般的な香典返しは、いただいたお香典の金額の半額~3分の1にあたる金額のものを選ぶのがマナーです。しかし当日返しでは品物をあらかじめ用意する必要があるため、一般的に、一律で1,000~3,000円程度の品物が多く選ばれています。

香典返しと会葬御礼の違い

香典返しと会葬御礼は、お渡しするタイミングや対象に違いがあります。香典返しは、香典を包んでくださった方に贈るお礼の品のこと。前述したように、食品や日用品などの消耗品を贈るのが定番です。一方、会葬御礼は葬儀当日に参列された方へお渡しするお礼の品。香典をいただいていなくても、参列された方全員へお渡しします。渡す品物としては、香典返しと同じく消耗品が定番です。ただし葬儀当日にお持ち帰りいただくものであるため、かさばらず持ち運びしやすい品物を選ぶと良いでしょう。

香典返しは、お相手のライフスタイルや家族構成、自身との関係性を考慮したうえで選ぶことが大切です。「お返しナビ」ではお米や海苔などの食品をはじめ、お茶やコーヒーなどの嗜好品、タオルをはじめとした消耗品などさまざまなジャンルの香典返しをご用意しています。香典返しの品物選びにお困りの方は、ぜひ「お返しナビ」にお任せください。 香典返し専門店「お返しナビ」


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